私はよくそんなに海外に行ってお金があるねと言われます。確かに南米やカリブ海など、長距離を移動する際にはある程度の金額を支払わないといけませんが、タイミングよくチケットを購入出来れば、国内旅行よりも安く済むことが多々あります。

これは2015年の5月にフィリピンに行った時のものですが、中部国際空港~マニラ往復で約7,000円でした。
cebu pacificというLCCなので安いのもありますが、この価格は驚異的な安さです。
国内で近場へ旅行するにしても、簡単にこれくらいの金額はかかってしまいます。
                                 

また同じく2015年に2泊4日でイタリアへ弾丸旅行しましたが、この時も関空発のオープンジョーで往復約65,000円でした。
航空会社はカタール航空でLCCでは無いので、機内のエンターテイメントも充実していて、機内食も出ます。
ワンワールド系に搭乗する際は、アメリカン航空のAA Advantageにマイルを貯めていますが、3,720マイル獲得することも出来ました。
所要時間はかかりますが、中東の航空会社は頻繁にセールを行っており、ヨーロッパに行く際にはおすすめです。
中国南方航空などの中華系も安いですが、友人曰く安いけど、長距離だと乗客がうるさくて耐えられないからやめておけと言っていました。

このように最近の航空券は驚くほど安くなりました。特にLCCの就航が増えて海外旅行が本当に身近なものになったと実感しています。

私がチケットを取るときは以下の2パターンです。

①行き先を決めて、休暇が取れる日程を調整する。
②場所を決めずに休暇が取れる日程を先に決めて、そこから行き先を決める。

①の場合は場所ありきなので、予算と相談して予算内に収まりそうであれば発券します。

私のおすすめは②で、安い航空券が出ている場所に旅するスタイルです。
時間の都合さえ付けば、お得に旅をすることが出来ます。

また航空券を予約する際に大切なのは、宿泊先も併せて検討しておくことです。
場合によっては、航空券とホテルをセットで購入する方が安い場合もあります。

それではチケットの取り方を見ていきましょう。

1.行き先が決まっている場合

まずはスカイスキャナーで価格を調査しましょう。
スカイスキャナーでは出発地と目的地、日付を入力するとその日程での最安値の航空券を検索してくれます。

知人にも紹介していますが、安く帰省出来るようになったと喜んでいました。(国内の航空券も検索できます)

昔はオープンジョーの検索が出来なかったので、その場合にはKAYAKを使っていましたが、スカイスキャナーでも対応出来るようになりました。

例で2017年の9月1日(金)~3日(日)で関西国際空港発の台湾へ行くことにして検索してみます。
記事を書いている時点で2週間後の出発なので、値段が高いかもしれませんね。

まずは出発地に大阪と入力し関西国際空港を選択、目的地に台湾と入力し桃園国際空港を選択します。
台北には桃園国際空港と松山国際空港の2つの空港があります。松山空港の方が市街に近いですが、残念ながら東京発着便しか設定がありません。
経由便か直行便かを選択するボックスが左下にありますが、台湾の近さだったら直行便で行きたいので、ここにチェックを入れます。
一般的には経由便の方が安いので、東南アジアやヨーロッパに行く際には、経由便も検索します。
あとは日付を入力して検索ボタンを押します。

安い順に並び替えると、タイガーエア台湾が最安値となりました。LCCのため2週間後の週末でもある程度安い価格です。
フライト時間においてもタイガーエア台湾が丁度いい感じです。注意しないといけないのはこの画像に出ている航空会社は全てLCCなので、座席指定や預け荷物委託、機内食が有料となります。
勿論パーソナルモニターも付いていないので、それらが我慢できない場合にはフルサービスキャリア(JALやキャセイ)を選択することになります。
荷物についてはバックパック1個で旅行出来れば委託荷物料は掛かりません。最悪帰りのお土産に備えて復路便だけ付けておけば、荷物が増えても安心です。

JALを選択する場合には、13,000円程度アップします。これを高いと思うか安いと思うかは、フライト中の快適さと旅の予算によりますが、私ならLCCを選択し読書をして過ごします。フライト時間も3時間弱ですしね。

ここでは先ほどのタイガーエア台湾の予約に進みます。値段をクリックすると、どのチケットサイトから購入するか選択出来ますが、ここではDeNAトラベルで購入することにします。私もDeNAトラベルでは2回ほど購入したことがあります。

このプランだと委託手荷物が15キロまで無料で、約20,000円となりました。

このプランが本当に安いか確かめるために、タイガーエア台湾のホームページで価格を調べてみます。

タイガーエア台湾のホームページから直接購入すると26,000円です。

航空会社から購入する方が高くなってしまいました。

旅行会社はツアー用にある程度の座席を航空会社から購入し、それを販売しています。
そのため購入する時期と、旅行の日程よって旅行会社から購入する方が安い場合があります。
ただし航空会社が航空券のセールを行っている場合には、直接航空会社から購入した方が安いのと、フルサービスキャリアの場合事前に座席指定も出来るので、自分で比較してみることが大切です。

またホテルも併せて予約する場合には、航空券とセットで予約した方が安い場合もあります。

同じ日程で航空券とホテルのセットをエクスペディアで検索してみましょう。

ロイヤルシーズンズホテルを選択してみます。航空券とホテル代で37,820円ですね。ただしこの時点ではどの航空会社かわかりません。

ホテルの部屋を選択すると、航空機のチケットを選ぶ画面に移ります。最安値だとジェットスターの夕方の便ですね。バニラエアの便を選択すると最初の37,820円に5,770円が加算されますので注意が必要です。

復路便も最安値のジェットスターを選択すると、このようなプランになりました。合計で最初の表示金額と同じ37,820円となります。この結果から気付かれた方もいらっしゃると思いますが、タイガーエア台湾が検索結果に出てきません。このようにLCCの一部ではエクスペディアの検索結果に反映されない航空会社もあるので、航空券代とホテル代を合わせた金額を総合的に判断する必要があります。

次にロイヤルシーズンズホテル2泊分の価格を調べてみます。

2泊で16,292円となりました。

                     

ジェットスターのホームページで航空券を検索すると、22,580円でしたので合計で38,872円となりエクスペディアでホテルと組み合わせて購入した方が、1,050円安い結果になりました。

今回の場合には、タイガーエア台湾のチケット代20,560円とと組みわせた場合、合計で36,852円となり航空券とホテルと別々に用意した方が安い結果となりました。

ホテル予約サイトについて、エクスペディアの他にagodaやBooking.comもおすすめなので、各社のサイトを比較することが大切です。

2.行き先を決めずに安い航空券を探す場合

先ほどと同様にスカイスキャナーにアクセスし、出発地を関西国際空港、目的地を空欄、日付を10月27日(金)~29日(日)にして、直行便のみのチェックを外して検索してみます。

こうすると目的地を問わず、国ごとに航空券が安い順で表示されます。
これで安い航空券を探して旅行するのがおすすめのスタイルです。
例えば日本の6,626円はピーチの松山行です。安いですね。

アジアに目を向けるとこのような値段になります。経由便になるとかなり安い結果になりました。

タイを選択すると、バンコクまで直行便で27,720円で行くことが出来ます。土曜を丸1日、日曜を半日楽しめると考えたら、この価格で弾丸旅行を楽しむことは大いにありだと思います。

東南アジアだと現地での滞在時間を考えたら、旅行日数の最短は3日が限界だと思いますが、日数を延長すればアメリカやヨーロッパなども現実的な選択肢になってきます。

いかがでしたか?

LCCの就航が増えて、海外旅行が本当に身近になりました。

普段とは違う刺激的な体験を求めて、海外に出かけてみるのはいかがでしょう。

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