ダイバーシティへの理解を深める
初めての一人旅の目的地はタイ・カンボジアでした。
その2か国に決めた理由は、本場のタイ料理を食べたい、アンコールワットを見たいという理由からです。
実際に現地に赴くと、体が不自由な人が物乞いをする光景を見たり、遺跡で観光客相手にガイドをして金銭を得る子供に出会い、そのような状況を生み出すバックボーンに興味を持つようになりました。
宗教上のしきたりだったり、その国の社会構造だったり、何が駆動力となっているのかを洞察することが旅の目的の一つになっていきました。
旅する際にはその国のネガティブな面も見て考えてこそ、本当にその国を旅したと言えるんじゃないでしょうか。
特に重要なことは、その国を築いてきた歴史や国民の根底に流れる価値観を理解することだと思います。
また製造業のエンジニアという職業柄、海外への出張もあります。業務を遂行する上で現地の従業員と円滑なコミュニケーションを図る必要があり、そういった観点からも、旅行で様々な価値観に触れることで仕事にも活かすことが出来ています。
一度しかない人生を味わい尽くしたい
人には好奇心が備わっており、その好奇心に突き動かされて行動する生き物です。
地球上には様々な考え持った人、様々な文化が存在し、何処に行っても新しい経験をし、感動し、考えさせられる出来事に遭遇します。
数十万年の時を経て造り出された自然の造形、過去の偉大な先人の手によって作られた神殿などの建築物、人々の暮らしを快適にするためにデザインされた都市など、過去から紡いできた自然と人類の歴史の変遷を感じることが出来る場所が無限に存在しています。
この世界は何と素晴らしいのだろう。
人生は短い。日々惰性に流されて凡庸な日々を過ごせば、あっという間に時間だけが過ぎ去っていく。
限られた時間の中で色んな世界を見て、自分自身の成長の糧としていきたい。
その思いが自分を旅行に駆り立てます。
海外旅行はお金がかかると思われることが多いです。
確かにお金がかかる旅先も沢山ありますが、東京に出るよりも安価に行くことが出来る旅先も沢山あります。
プライスレスな経験をすることが出来ると考えたら、コスパが高い自己投資じゃないかと。
さあ今度はどこへ旅しようか。
