これまで訪れた国の中で一人旅におすすめの国を選んでみました。今まで訪れた全ての国が魅力的ですが、初めての海外一人旅でも安心な場所、女性1人で訪れても問題無い場所からピックアップしました。現地で撮影した写真と併せて紹介します。私も初めての一人旅は不安を感じながらでしたが、いざ行ってしまえば何とかなるものです。困った時にも現地の人が助けてくれるので思い切って行ってみましょう。

一人旅の魅力

一番の魅力は自分で好きなように行動出来ること。
自分で計画を立てることも楽しいし、現地で行き当たりばったりの旅を楽しむのもよし。
トラブルに遭遇しても自分で解決しなければならない。でもそういったトラブルを乗り越えることで自分自身の成長にもなる。
素の自分をさらけ出すことが出来るのが、一人旅の醍醐味だと思います。

旅を楽しむために、事前に情報収集だけはしっかりしておきましょう。特に治安やトラブル情報については外務省の渡航情報に注意喚起の記載がありますので、渡航前には必ず確認するようにして下さい。

外務省 海外安全ホームページ

また私が遭遇したトラブルも紹介していますので是非参考にして下さい。

1.香港

香港

Tsimshatsui,Hong Kong

魅力

まずはなんと言っても安い・近い・日数が短くて済み手軽に海外気分を味わうにはおすすめ。最近は日本各地に多くのLCCが就航し安く行けるようになりました。湾と高層ビル群が織り成す美しい景観に、美味しい飲茶と100万ドルの夜景が魅力的な都市です。夜景については尖沙咀側とビクトリアピーク側どちらの景観も素晴らしいです。イギリス統治時代の名残で、ほとんどの所で英語が通じますので上海等に比べれば旅しやすいです。日数が確保出来れば、香港から高速船で約1時間の距離にあるマカオにも足を延ばすのがおすすめ。

概要

旅行日数

羽田を午前1時頃に出発する全日空の821便や香港エクスプレスの623便を選択すれば、現地には午前4時30分頃到着します。
また復路は現地を18時頃に出発する香港エクスプレスの622便を利用すると、23時頃に羽田に到着するので、週末1泊2日の弾丸で旅行することも出来ます。
ゆったり観光するのであれば、2泊3日がおすすめです。

行き方

日本の各都市から香港国際空港へのフライトがあります。航空会社はFSCでは全日空、日本航空、キャセイパシフィック航空、LCCであればピーチ、バニラエア、ジェットスター、香港エクスプレス航空があります。フライト時間は3~4時間です。フライトの選択肢が多いのでスケジューリングの自由度が高いです。LCCのセールの場合には1万円以下で往復することも可能です。ただし香港はホテルが高いので、パッケージツアーの方が安い場合もあります。時差は-1時間です。

予算

香港の通貨は香港ドルです。以下の計算は1香港$=14円として計算しています。両替は重慶大厦の中にある両替所が便利でレートが良いです。

宿泊費

宿泊する場所はホテルや飲食店が多く、メトロの利用も便利な尖沙咀がお勧めです。ベストウェスタンなど外資系のホテルで15000円~、安いホテルだと7000円~程度となります。香港の安ホテルは基本的に狭いためコスパが余りよくありません。そういったことが気になるようであれば、外資系のホテルに宿泊されることをお勧めします。

食費

飲茶や麺類など現地の食を楽しむなら、大まかに一食当たり$50~100(700~1400円)程度です。

交通費

香港国際空港から市街までは、Airport Express(機場快速)で片道$110(1500円)、往復で$205(3000円)で所要時間は24分です。空港からの始発は5時54分、終電は0時48分です。メトロは距離に応じて$5~$53.5(70円~750円)、メトロとライトレールの1日乗り放題パスは$65(900円)です。スターフェリーで尖沙咀から中環までは平日で$2.7、休日で$3.7です。タクシーは最も一般的なレッドタクシーで初乗り(2.0kmまで)$24です。行きづらい場所や深夜に移動する場合にはタクシーを使うと良いでしょう。

聖ポール天主堂

St. Paul’s Ruins,Macau

トラブル

重慶大厦の前には偽物のブランド時計を売りつけてくる人が沢山いますので気を付けて下さい。興味本位で付いていくと怪しいマンションの一室に案内されます。

2.バンコク(タイ)

バンコク王宮

Bangkok,Thailand

魅力

物価が安く、見どころが多いバンコクは初めての旅先におすすめです。私も初めての海外一人旅でカンボジアと併せて旅しましたが、人も穏やかで治安も良好です。遺跡から市内のショッピングモールに至るまで遊ぶところには困りません。バックパッカーの聖地と言われるカオサン通りには、世界各地から旅人が集まっています。
現地で食べるパッタイやトムヤムクンは、とびきりの美味しさです。アユタヤや水上マーケットを回るオプショナルツアーも充実していますよ。(現地の日本語を話せるガイドが付きます)

概要

旅行日数

各地を深夜に出発し、現地に早朝着の便を利用すれば1泊3日の旅行も可能です。ゆったり観光するならば3泊4日の旅程をお勧めします。

行き方

日本の各都市からバンコクへのフライトがあります。航空会社はFSCでは全日空、日本航空、タイ国際航空、LCCであればエアアジア、スクートがあります。フライト時間は6~7時間です。ただしLCCはスワンナプーム空港では無くドンムアン空港を使用するので注意が必要です。フライトの選択肢が多いのでスケジューリングの自由度が高いです。LCCのセールの場合には2万円で往復することも可能です。時差は-2時間です。

予算

香港の通貨はバーツです。以下の計算は1バーツ=3.3円として計算しています。両替はタイの空港に到着して両替することをお勧めします。

宿泊費

宿泊する場所はBTSの利用が便利でショッピングセンターが集まるサイアムがお勧めです。ベストウェスタンなど外資系のホテルで7000円~、安いホテルだと3000円~程度となります。タイは物価が安いため、ケンピンスキーのような高級ホテルでも25000円程度宿泊することが出来ます。

食費

バンコクは食費も安く、MBKのフードコートのような場所であれば、大まかに一食当たり40~60バーツ(130~200円)程度です。
パッタイ

交通費

スワンナプーム空港からパヤータイ(Phaya Thai)までは、Airport Rail Linkで片道45バーツ(150円)、所要時間は26分です。空港からの始発は5時30分、終電は24時です。パヤータイからはBTSに乗り換えて移動します。BTSは距離に応じて15~59バーツ(50円~200円)、1日乗り放題パスは140バーツ(460円)です。

トラブル

ワットポーの出口付近にオレンジのシャツを着て、観光ルートを組んであげると話しかけてくる人物がいます。しかし話を聞いていくと、最後にテーラーメイドのスーツ屋に行くよう勧誘して来ますので注意して下さい。またカオサン通りでは自称オーストラリア人の男女2人組が、ホテルを探しているので場所を教えてほしいと声を掛けてきます。その内色んな国の通貨を集めていると言って外貨を見せてきて、日本円も見せて欲しいと言ってくるので無視して下さい。

3.アンコールワット(カンボジア)

アンコールワットサンライズ

Angkor Wat,Cambodia

魅力

 
私の初めての海外一人旅がカンボジアでした。物価が安く人も穏やかでシャイな感じがあります。空港からトゥクトゥクに乗り、蒸し暑い南国特有の気候に、道路に舞う砂埃、市街地の飲食店から流れてくる食べ物の匂いに、五感を刺激されたことを覚えています。アンコール遺跡群はシェムリアップを拠点に、トゥクトゥクをチャーターし巡ります。
遺跡までトゥクトゥクで移動中に、現地の風を感じながら田園風景を眺めると、東南アジアを旅してる感がとてもあります。
密林の中に突如現れるアンコールワットと、クメール文化における宇宙観を表現したバイヨンは深い感動を覚えること必死。また朝日を浴びながら浮かび上がってくるアンコールワットは絶景なので、早起きして見に行くことをおすすめします。

概要

旅行日数

金曜深夜にバンコクに向けて出発する便を利用し、バンコクからシェムリアップ国際空港に移動すれば土曜の午前中にホテルに到着することが出来ます。この日程であれば週末1泊3日の弾丸旅行も可能でしょう。時差は-2時間です。

行き方

日本の各都市からバンコク・ホーチミン等で乗り継いでシェムリアップ国際空港へ。ベトナム航空のホーチミン・ハノイ乗り継ぎが安いです。フライトはハノイを経由して約9時間です。

予算

カンボジアの通貨はカンボジアリエルですが、シェムリアップではUS$が使用出来ます。以下の計算は1US$=110円として計算しています。両替は日本の空港で行ってから現地へ出発しましょう。

宿泊費

宿泊はシェムリアップ市内に宿泊されることをお勧めします。ホテルは安くプール付きのホテルで3000円くらいからあります。土産物屋やレストランが密集するパブストリートまで歩いて行ける場所が便利かもしれません。

食費

パブストリートのレストランで、大まかに一食当たり10~15US$程度です。ハッピーアワーでビールが0.5US$です。

交通費

空港から市内のホテルまではトゥクトゥクで5US$です。その日遺跡巡りをするのであれば、金額を交渉して1日チャーターする方がコスパが高いです。私は12US$で空港からホテルまで、アンコールワット遺跡とホテルまでの送迎をお願いしました。
また翌日はアンコールワットの朝日とアンコール・トム、ベンメリア遺跡などを巡って18US$くらいだったと記憶しています。
ホテルでも依頼出来るので、金額を確認してからチャーターするようにして下さい。
トゥクトゥク

トラブル

アンコール・トム遺跡内を散策していると、子供が遺跡を案内してくれると言って話掛けてきます。最後はお金の寄付と署名を求めてきますので注意して下さい。

4.パリ(フランス)

パリ

Paris,France

魅力

予算と日数を確保出来て芸術に興味を持たれている方にはおすすめしたいです。ルーヴルやオルセーなどの美術館巡りに、またスイーツの食べ歩きが楽しい街です。パリはコンパクトな街なのでメトロやバスをうまく活用して効率的に観光することが出来ます。
親切な方が多いので、道に迷った時も助けてくれます。もし時間に余裕がある場合には、ヴェルサイユ宮殿やモンサンミッシェルとの抱き合わせもおすすめです。どちらも日帰りで観光することが出来ます。

概要

旅行日数

パリのみであれば、最短で2泊4日で観光することが可能です。時差は-8時間です。(サマータイム実施中は-7時間)

行き方

羽田・成田・関空からJAL・ANA・エースフランス航空を利用します。フライト時間は直行便で約12時間です。時間は掛かりますが、エティハド航空やエミレーツ航空の中東経由にすると、時間はかかりますがかなり安くなります。

予算

フランスの通貨は€(ユーロ)です。以下の計算は1€=130円として計算しています。

宿泊費

宿泊は凱旋門周辺、オペラ座周辺に宿泊されると各所への移動が便利です。費用は10000円~と少しお高めです。パリではエアコンが付いていないホテルもありますので、予約する際には部屋の詳細もしっかり確認されて下さい。

食費

レストランに入るとサラダ、パスタ、ピッツァ、飲み物のセットで35€くらいです。またクレープとコーヒーのセットで€10くらいです。ケーキのテイクアウトは€5くらいです。3食レストランを利用すると食費がかなり掛かりますので、スーパーで総菜をテイクアウトするのもおすすめです。

交通費

空港から市内まではLe Bus Directで所要30~40分、18€(2250円)です。パリ市内はバス、メトロ、RERの路線網が充実しており、1日券若しくは10枚券を購入されることをお勧めします。1日券は€7.5(940円)、10枚綴りのカルネは€14.9(1870円)です。またパリではUBERもかなり便利です。タリスに乗るために、早朝に凱旋門からパリ北駅まで利用しましたが€12くらいでした。早いし支払いも楽で流しのタクシーを捕まえるよりおすすめです。
エッフェル塔

トラブル

エッフェル塔前のセーヌ川にかかるイエナ橋の上で、Do you speak English?と声を掛けてきて、署名を求めてくる女性グループがいます。詐欺及びスリを働く連中ですので無視して下さい。またモンマルトルにはミサンガを無理やり付けてきて、お金を要求する黒人がいますのでこちらも無視することが大切です。

5.マレーシア

マラッカ

Melaka,Malaysia

魅力

マレーシアは温厚な人が多く、治安も良くて一人旅にはおすすめです。首都のクアラルンプールはホテルが安く、プール付きのホテルでも1泊1万くらいで宿泊出来ます。
私はアロフトに宿泊しましたが、マリーナベイサンズのように屋上にプールが有り、街中に居ながらリゾート気分を満喫出来ました。
クアラルンプールからちょっと足を延ばして、マレー文化とヨーロッパ文化が融合した、プラナカン建築が魅力的なマラッカを巡るのもおすすめです。

概要

旅行日数

クアラルンプールのみであれば、最短で2泊3日で旅行することが可能です。
時差は-1時間です。

行き方

羽田・成田・関空・新千歳からJAL・ANA・マレーシア航空・エアアジアXを利用します。エアアジアXのセールを利用すれば、クアラルンプールまで往復2万円で購入することが可能です。エアアジアXは専用ターミナルのKLIA2へ到着します。

予算

マレーシアの通貨はRM(リンギット)です。以下の計算は1RM=27円として計算しています。

宿泊費

宿泊は各所への移動に便利なKLセントラル付近に宿泊されることをお勧めします。クアラルンプールはホテルが安く、アロフトやヒルトンなどのホテルでも10000円から宿泊することが出来ます。
Aloft

食費

フードコートのような場所であれば、大まかに一食当たり10~20RM(270円~540円)程度です。

交通費

クアラルンプール国際空港からKLセントラルまではKLIA Express若しくはバスを利用します。KLIA Expressは片道55RM(1480円)、往復で100RM(2700円)です。所要時間はKLIA2から33分で、空港からの始発はKLIA2を4時55分、最終は0時55分です。バスだと片道RM10(270円)、往復で18RM(480円)です。所要時間は1時間で、空港からの始発は6時30分、最終は0時30分です。

6.ニュージーランド

テカポ湖

Tekapo,new zealand

魅力

何といってもサザンアルプスを擁する壮大な自然の景観が魅力の国です。氷河によって削り取られたフィヨルドのミルフォードサウンド、世界一美しい星空が見れるテカポ湖、雪を纏った急峻なマウントクックに感動します。登山が趣味の方にはルートバーントラックのトレッキングも是非体験して欲しいです。
私が行った際にはレンタカーを借りて南島を周遊しました。レンタカーだと美しい景色を見つけるたびに止まって写真撮影することが出来るので、自然が好きな方におすすめします。日本と同じ左側通行であることと現地のドライバーのマナーが良いので、とても運転しやすい国です。オークランドからクイーンズタウンへ移動し、帰りはクライストチャーチから帰国しました。クイーンズタウンは湖の畔にある山の懐に抱かれた美しい街で、日本から移住した方が人口の数%を占めるそうです。10月に行きましたがニュージーランドは春を迎え、クライストチャーチの公園には桜が咲いていました。

概要

旅行日数

北島若しくは南島のどちらか一方であれば、3泊5日で旅行することが出来ます。

行き方

成田・羽田・関空からオークランドへのフライトがあります。航空会社はニュージーランド航空でフライト時間は約11時間です。時差は+3時間です。ニュージーランド航空のセールで、オークランド往復8万円~。そこからテカポ湖やミルフォードサウンド観光の拠点となるクイーンズタウンへは、オークランドからニュージーランド航空・ジェットスターで往復1万円~です。

予算

ニュージーランドの通貨はNZ$(ニュージーランドドル)です。以下の計算は1NZ$=73円として計算しています。

宿泊費

ニュージーランドにはB&Bから高級ホテルまで様々な宿泊施設が揃っています。B&Bやモーテルだと3000円~、ホテルだと4000円~です。

食費

レストランで食事をする場合には20~40NZ$(1500~3000円)程度です。

交通費

オークランド国際空港からシティセンターまでは、24時間運行のSkyBusで片道18NZ$(1300円)、往復で34NZ$(2500円)です。市内バスは6時から深夜まで運行しており、運賃は1NZ$です。また郊外に出掛ける場合には長距離バスを利用します。例えばクイーンズタウンからテカポ湖までは所要4時間で22NZ$(1600円)~です。観光スポットが点在しているため、レンタカーの利用もおすすめです。コンパクトカークラスで3日間借りて25000円くらいです。
マウントクック

7.セントマーチン島(オランダ・フランス領)

セントマーチン

Maho beach,St. Martin

魅力

飛行機好きには堪らないマホビーチを擁するセントマーチン島。ニューヨークから直行便で4時間です。島の半分がオランダ領、もう半分がフランス領という特殊な島で、オランダとフランス本国からも直行便が飛んでいます。何といってもマホビーチの頭上を低空で着陸してくる飛行機の迫力と、離陸する飛行機のジェット噴射体験が最高!みんな子供のようにはしゃいで、見知らぬお隣さんともすぐに仲良くなれます。
またフランス領のグランケースでは本格的なフレンチを頂くことが出来ます。日本で食べるよりは断然リーズナブルです。島はそんなに大きくないので、レンタカーを借りて島を周遊するのがおすすめ。国境には国旗があるのみで両国の間は自由に行き来することが出来ます。

概要

旅行日数

経由地で観光しない場合には、3泊5日で旅行することが出来ます。

行き方

羽田・成田からニューヨーク・トロントを経由し、プリンセス・ジュリアナ国際空港へ。フライト時間はニューヨークを経由した場合は約20時間です。時差は-13時間となります。ニューヨークまで直行便で12万円~。トロントまでエアカナダの直行便で10万円~
ニューヨークからはデルタ航空ジェットブルーを、トロントからはサンウイング・エアラインズウエストジェットを利用し4万円~です。

予算

セントマーチンではUS$若しくはユーロが使用出来ます。以下の計算は1$=110円として計算しています。

宿泊費

ホステルからフォーシーズンズのような高級ホテルまで揃っています。ホステルだと3000円~、ホテルだと7000円~です。

食費

マリゴのカジュアルレストランで30$~です。

交通費

バスだと不便なためレンタカーの利用もおすすめです。コンパクトカークラスで2日間借りて17000円程度です。
オリエントビーチ

8.ニューヨーク(アメリカ)

ニューヨーク

New York,USA

魅力

5番街に並ぶブランドショップの旗艦店に、メトロポリタン美術館など世界の全てが集められているかのような場所です。買い物からアミューズメントまで何でも揃っているので一人旅でも十分に楽しめますよ!ブラブラと気の赴くままに散歩したい街。私はブロードウェイで大好きなレ・ミゼラブルを鑑賞しましたが、鳥肌モノの最高のステージでした!

概要

旅行日数

2泊4日で旅行することが出来ます。

行き方

羽田・成田からニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港へ。JAL・ANA・アメリカン・ユナイテッド航空・デルタ航空を利用します。ちなみにユナイテッド航空はジョン・F・ケネディ国際空港ではなくニューアーク・リバティ国際空港を使用します。マンハッタンにはニューアークの方が近いです。フライト時間は約13時間、時差は-13時間です。

予算

13万円~で通貨はUS$になります。以下の計算は1$=110円として計算しています。

宿泊費

マンハッタンを拠点にすると観光に便利ですが、宿泊費はやや高めで小さなホテルで8000円~となります。

食費

空港のカフェだとマフィンとコーヒーのセットで$2くらいからあります。マンハッタンは食事は高めでレストランだと$25くらいからです。

交通費

JFK空港からマンハッタンのPen StationまでAirtrainとメトロを乗り継いで所要50分、$7.75です。マンハッタンの移動はメトロをメインで利用します。1回券が$3、7日間乗り放題パスは$32(3500円)になります。
自由の女神

9.インド

ラダック

Ladakh,India

魅力

急速な経済発展を遂げている国でありながら、強烈に混沌さを感じる国。人・牛・車・オートリキシャが入り交じる街の光景や、夜中に空港敷地内の草むらで寝ている人がいる光景など、日本の常識から考えると有り得ないことが沢山ありますが、一度は訪れておきたい国です。
特に人生に迷った時には是非訪れてほしい。バラナシで繰り広げられる生と死のイベントは人生の意義について考えさせられます。また北部のラダック地方は、チベット文化が息づくヒマラヤ山脈の懐に抱かれた桃源郷のような場所で、是非こちらも訪問されることをお勧めします。

概要

旅行日数

2泊4日で旅行することが出来ます。

行き方

成田から直行便でインディラ・カンディー国際空港へ。JAL・ANA・エアインディアを利用します。フライト時間は約9時間、時差は-3.5時間です。ANAの旅作のセールで、航空券と宿泊がセットになったプランが安い。中国経由の乗り継ぎ便を利用する場合には、もっと安く旅行することが可能です。

予算

9万円~で通貨はINR(インドルピー)になります。以下の計算は1INR=1.6円として計算しています。

宿泊費

首都のデリーでも宿泊費はかなり安いです。ホテルは2000円くらいからあります。

食費

大まかに一食当たり10~20INR(160円~320円)程度です。

交通費

インディラガンディー国際空港からニューデリーまではAirport Express Lineを利用します。所要時間は21分で片道60INR(100円)です。市内の移動はメトロとリキシャでの移動が便利です。メトロの運賃は20INR(30円)です。リキシャは相場の価格で外国人が乗るのは困難ですので、現地で相場を確認し交渉して利用して下さい。筆者はバラナシから空港までの移動で500INR支払いました・・
タージマハル

トラブル

バラナシで空港から市街でタクシーへ移動する際に、無理やり知り合いのホテルに連れて行こうとするので拒否して下さい。またガンジス川沿いでも麻薬を売りつけてくる連中がいますので気を付けて下さい。

10.ハバナ(キューバ)

ハバナ

Havana,Cuba

魅力

世界的にも珍しい社会主義国家。かつてチェ・ゲバラが革命を起こしたことでも知られる場所です。誇り高き英雄の足跡をたどるのがおすすめ。首都のハバナはスペイン統治時代のコロニアルな建物がノスタルジック。アメ車のクラシックタクシーが走る景観と相まって、ここだけ時が止まっているかのような錯覚を覚えます。ヘミングウェイの定宿だったHotel Ambos Mundosに宿泊しましたが、彼が愛したモヒートを飲み偉人に思いを馳せるのも旅の一興。少し足を延ばして、真っ青なカリブ海を望むバラデロに滞在するのもおすすめです。

概要

旅行日数

3泊5日で旅行することが出来ます。

行き方

成田からトロントやメキシコを経由しホセ・マルティ国際空港へ。エアカナダ、アエロメヒコを利用します。フライト時間はトロントを経由して約18時間、時差は-13時間です。
アメリカとキューバの国交回復によりアメリカからキューバへの定期便の運航が開始されていますが、観光目的でのキューバへの渡航は許可されていません。そのためカナダかメキシコ経由での渡航を強くお勧めします。

デルタ航空 キューバについてのよくあるご質問
ユナイテッド航空 キューバへの渡航に関する重要なお知らせ

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エアカナダのトロント経由が安く、10万円から航空券が購入できます。

予算

12万円~で通貨はCUC(兌換ペソ)になります。以下の計算は1CUC=110円として計算しています。

宿泊費

首都ハバナのホテルは4000円~で英語が通じます。筆者はCUBA TRAVEL NETWORKからHotel Ambos Mundosを予約しました。CASA(民泊)の場合はCUC10(550円)です。

食費

外国人向けのレストランを利用した場合、大まかに一食当たりCUC3~10(330円~1100円)程度です。

交通費

クラシックタクシーの場合、旧市街からカバーニャ要塞までCUC5(550円)程度です。事前に価格交渉して乗車することが必要です。キューバの他の都市に行く場合にはViazulの長距離バスが便利です。バラデロからハバナまで所要3時間弱、US$10です。Eチケットをプリントアウトして持参しないと乗車出来ないので注意して下さい。
オビスポ通り

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