近場で行ける旅行先を探していた所、グアムでセスナのパイロット体験が出来ることが判明。
またダイビングもやりたくグアムへ行くことにしました。

期間:2015年5月29日~6月1日
航空券:中部~グアム 41,660円
積算マイル:1,580マイル(ANA)

急いで仕事を終わらせて中部国際空港へ。
20時ちょっと前に到着し、21時5分発のユナイテッド航空UA172便でグアムへ向かいます。機材はB737-700。短距離国際線のため、個人用モニターはありません。また事前にユナイテッドのアプリをインストールし、機内エンターテイメントを楽しもうと思っていたのですが、どうやら対応機では無いようで接続出来ませんでした。

日が明けて1時30分頃にグアムへ到着。

ESTAは取得していなかったので、機内で配布されるビザ免除プログラム書類I-94と、I-736を記入し提出します。
ちなみにグアム入国に際し、ESTAの取得が推奨されています。
詳しくは、グアム政府観光局のホームページを参照下さい。

事前にGrand Plaza Hotel Guamの送迎を予約していたので、到着ロビーを左口から外に出て空港タクシーサービスの小屋へ。名前と行き先を告げるとホテルまで送ってもらえます(送迎は無料でした)宿泊代は朝食付きで1泊$70+11%税金、直接ホテルとコンタクトして予約しました。メールのやり取りは日本語で出来ます。

流石に疲れたのでシャワーを浴びてすぐに就寝。

翌朝ホテルに8時30分に迎えに来て頂き、セスナの体験搭乗に向かいます。
何とこの体験搭乗はセスナを自分で操縦させてもらえるんです!しかも使用するのは昨晩降り立った国際空港の滑走路!
飛行機オタクにはたまりません。

予約はベルトラからトレンドベクターアビエーションの飛行時間40分コース($220)を予約しました。

書類に必要事項を記入し、一通りの説明を受けたら、教官と一緒に早速飛行機に向かいます。
この教官の方は日本人で、この会社でフライトインストラクターをやられているとのこと。

そしてセスナとご対面。機体の説明が一通り終わるとセスナに乗り込み、左側の席に座りヘッドセットを装着します。飛行機のドラマとかで出てくるヘッドフォンみたいなやつです。
今後はこのヘッドセットを通して会話をします。
ちなみに後部座席があるので同乗も出来ます。
教官がエンジンを掛けて離陸前のチェックが終わると、滑走路へ向けてタキシングを始めます。
滑走路に侵入し加速して離陸しますが、何と離陸の操縦桿を引くのは自分なんです!

教官「この速度計が○○マイルになったら操縦桿を引いて下さい」
自分「え、もうここから自分がやるんですか!?」
教官「ええそうですよ」

言われた通りに離陸速度に達して操縦桿を引くと・・・飛んだ!
ゆっくり上昇していく飛行機。感動のテイクオフです。

ある程度の高度に到達すると、恋人岬やタモンビーチ上空を周回します。

教官からはあそこを目指して下さいと言われ、操縦桿を動かすんですが、なかなか思った通りの動きをしてくれません。
一定の高度を保ったまま向きを変えないといけないのですが、大体向きを変えようとすると高度が下がってしまいます。
左に向きを変えるときは、やや左上の方を目がけて行くと、高度を保ったまま旋回することが出来るようになりました。

写真も一眼レフを持ち込んで、機内から風景を撮影させて頂きました。(もちろんその間は教官が操縦を代わります)

その後は島の北側の方を目指します。

途中上昇気流を受けることがあり、機体がフワっとする同時に操縦桿が上に持っていかれるような感じになり、ヒヤヒヤします。

あっという間の40分が過ぎて、無事に空港へ着陸。

実はこのプログラムは、パイロット免許取得のための飛行時間にカウントされます。
そのため飛行記録を記したログブックを頂くことが出来ます。
いい思い出になりました。

一旦ホテルに戻り、14時から体験ダイビングへ。
ダイビングはアクアアカデミーを予約しました。ホテルまで迎えに来て頂きダイビングショップへ。

海中展望塔前の海外へ移動し、まずは基礎講習から。
海外の体験ダイビングは何回かやったことがありましたが、こんなにしっかり教えて頂いたのは初めてでしたというくらい、しっかり理論的なレクチャー。

慣れてきたら潜水し、海中展望塔の方へ向かいます。
実はこのダイビングショップでは、水中カメラで撮影した写真を後で焼いてくれるんです!

海中展望塔の近辺には、沢山の魚が泳いでいました。
また展望塔の中にいる人に手を振ったりしながら楽しんだのち、ダイビングショップに戻ります。
先ほどの海中で撮影して頂いた写真をCDに焼いて頂き、ホテルまで送って頂きました。

明くる31日はレンタカーを借りて周遊することにします。
折角ならアメ車に乗りたいと事前にニッポンレンタカーグアムでフォードのマスタングを予約。人生初のオープンカーです。
V8のGTに乗りたいなと期待していたら、普通のV6エンジンのモデルでした。
実はグアムでは21歳以上であれば、国際免許が不要で日本の免許で運転をすることが出来るんです。

特に行く先も考えて無かったので、海岸線に沿って島を1周することにします。
市街地を抜けると信号もなく、とても運転しやすいです。
折角なので屋根を開いてみます。暑い・・炎天下のオープンは暑いです。

まずは道中あった太平洋戦争記念館ビジターセンターへ。
今でこそこんな穏やかな場所ですが、かつては太平洋戦争の激戦地。
アメリカ側から見た戦争の歴史に心が痛みます。
ちなみに手前に見えているのは日本軍の潜水艦です。

それからソレダット砦へ。
マゼランが上陸したウマタック湾を見下ろす風光明媚な場所です。湾沿いに並ぶコロニアルな建物が、この場所がかつてスペインが統治していたことを感じさせてくれます。

その後は小腹が空いたので、Jeff’s Pirates Coveへ。
海を眺めるテラス席でバーガーを頂くことにします。

これで3000円くらい。なかなかのお値段です。

空港の近くに戻ってきて、ユナイテッド航空のハンガーを見学に。
丁度B737がハンガーに入っていて、アメリカらしい写真が撮影できました。

アンダーセン空軍基地(航空祭に行きたい)の傍を通り、恋人岬に寄りました。
ここで突然のスコールのため、しばし駐車場で待機します。
雨はすぐに上がり青空が広がってきました。ここから眺めるタモン湾の景色は、これぞ南国リゾートといった風景です。

最後にKmartに寄ってお土産探し。お菓子とか結構安かったです。
近くのガソリンスタンドでガソリンを満タンにしてレンタカーを返却。

6月1日早朝ホテルから空港まで送ってもらい、7時5分発のユナイテッド航空UA137便で帰国。10時に中部国際空港に到着しました。

日本から3時間30分で行けるグアム。綺麗な海とノンビリした時間が流れる魅力的な場所でした。

2017年10月29日から香港エクスプレスが中部~グアム線を開設し、ますます身近な旅行先になりそうです。 昨年のグアムへのミサイル発射騒動により開設が見合わせになっています。